10周年を控えた今こそ、オールスターのテンプレ語り "伸子の心思 アン"

オールスターの人口増えてほしいのに際物のデッキばかり紹介しつづけるのもおかしな話なので所謂テンプレデッキについて書こうと思ったのですが、私自身トーナメントシーンで使ったデッキが殆どないため、まぁ人並みには精通してるかな〜って言えるデッキは一つしかありませんでした。そうアンです

って言うかディーセレのレベル3ルリグが出そろい(ウムル・タウィルを除いて)1年以上、そしてこれからもASへの積極的な干渉がないのかと思いきや、リミットアッパーとかいう興味深い要素が発表された今だからこそ、テンプレ構築の解説がAS人口に一石を投じると思うし、一口にテンプレって言っても地域環境や個人の好き嫌いで差がでるだろうから皆自分が愛用しているデッキについて語ってくれ

 

WARNING

全く反省していない14500字

  • デッキリスト
  • 採用カード解説
    • 【ルリグデッキ】
    • 【メインデッキ:LB有】
    • 【メインデッキ:LB無】
    • 【採用候補カード】
  • 実戦の流れ
    • 各ルリグ対面所感
      • 白ルリグ
      • 赤ルリグ
      • 青ルリグ
      • 黒ルリグ
  • おしまい
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死地にありて頂点夢見て "アロス・ピルルク NECRO"

皆さま先月までのウィクロスパーティーコングラッチュレーションパックのシークレット枠であるアロスピルルクメモリアは手に入れられましたでしょうか。私は逃しました

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エモイラスト

というわけで今回はアロスピルルクです。せめて先月中に書けよって話なんでしょうが遅筆なのはどうしようもない。所詮趣味だし。あと

私基本的に虫嫌いです

  • アロス・ピルルクとは
  • デッキコンセプトもとい構築の変遷
  • 採用カード解説
    • 【ルリグデッキ】
    • 【メインデッキ】
  • 動かし方ざっくり
  • おしまい

アロス・ピルルクとは

さてさてアロスピルルクと言えば毎ターン供給されるリソースでの1面防御を持ち、このときオタガメを捨てれば更に防御面数を上げることができるという、何と言うか普通に現代ASでも通用し得るパッケージを7年も前に搭載したルリグ。グロウ時に獲得できるコイン枚数も多いため、青のアーツの中でも強力なドント・アクトも無理なく使用でき、その防御力は多数のドロースペルと§ヤゴ§などのルーターを駆使するとはいえ、レベル2以下のシグニがサーバントを含めて12枚程度しかないような構築を成立させ得るのだから実装当初はオーバースペックもいいところ。手札を捨てても損失にならないマッドネス戦術も当時のセオリーを一新するほどでした

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その後ASは終了、EXブースターが出ましたがここでピルルクに悲劇。各ルリグタイプにつきルリグとSR、Rのシグニという風に配分されたEXブースターにおいて、コードとアロスに2分されたピルルクはその強化のほどを一身に受けることができませんでした。初期のルリグは大体似たような境遇ですが

EX1弾ではLRもSRもコードに取られ、待望のEX2弾でのアロスはというと

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初代5ピルルクのリメイクなのはエモいのよ…

伸びる長所と同等かそれ以上に嵩むグロウコストやヘルボに弱いという短所をも伸ばしてしまうカード。盤面を敢えて開けなければ防御面数が弱くなるという点も解消されていなかったり、チアシグニが手札交換スペルから出てこなかったりと、正直使い勝手が悪い点も目立ちます。でもまぁ先述のとおり基本ギミックが現代レベルなのだから短所を補ってやれば何とか往年の環境トップを復権できるんじゃないかなと。つまるところACROくんは乗船拒否です

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川崎王と深甚なる新人

川崎王決定戦。先日2/11に開催された本イベントは、オールスターを主戦場とする私としては是非優勝したいところ。セレモニーの参加費無料権もデカいし

早速結果を見ていきましょう

予選

  1. リメンバ 勝利
  2. 石花代 勝利
  3. 5アルフォウ 勝利
  4. ウラヌスサシェ 勝利
  5. アン 敗北

34名参加8名本戦上がりの今回のボーダーは3勝だったのでとりあえず3位で上がり

本戦

  1. キスドラ 敗北

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盤面食う蟲も好き好き "ミュウ=ヴァーミキュレーション"

孵化

公式が定期的に開いてるアンケートの中に、最推しの他に推しルリグ3人を教えてっていうのあるじゃないですか。私はあの項目にいつもコード・ピルルク、ミュウ、アルフォウを選んでいます。3人よりちょっと下なのがナナシ、ウリス、カーニバルと見事に全員黒ルリグ経験者。MtGのカラーパイで1番好きなのが黒ですしね。因みに1番好きになれない色は緑

というわけで今回紹介するのはミュウです

さてさて時は2019年12月、アンブレイカブルセレクターにてWIXOSSへの復帰を果たした私は、アンは勿論のこと、その他推しルリグのデッキも組んでいくわけです。ミュウはオタガメの登場とともに成立したループコンボを喜々として回した思い出のルリグ、当然組んでいくのですが何と言うか…

なぁ・・・変態しようや・・・・

(クソ雑魚幼虫。強く逞しい成虫になってほしいの意)

今回はデッキの変遷とともに5000字程度語っていきます

  • 孵化
  • カード解説と変態の歩み
  • そして完全変態
    • まだ触れてないカードの解説
      • 【ルリグデッキ】
      • 【メインデッキ:LB有】
      • 【メインデッキ:LB無】
  • おしまい
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解禁はまぁない "往年の鏖念 アン=セカンドストライク"

11/19 白窓の部屋「コモンカード探検隊」さんの限定構築戦に参加させていただきました。

今回のイベントは各カード1枚までしか使用できないハイランダー戦。さらに一部、繭の部屋から解禁されたカードもあります。トナメルのページによると…

 

Youは何して繭の部屋へ?

1ターン目から出てきてしまい、他の美巧とともに完全耐性での攻撃を繰り出すシグニ。他に完全耐性になるシグニと言えば、糾う者が作り上げたポセイドナやエナを溜め込んだアカズキンなど。手間もかかるし、少なくともルリグがレベル5まだ登っていることと比べればイカれっぷりが伝わるでしょうか。2018年12月20日に繭の部屋へと幽閉された彼女が、ハイランダーという拘束具付きとは言え5年弱ぶりにシャバの空気を味わえることに。当時から私は「アグロ」「ショット」といったアーキタイプを扱うのがド下手クソなため、2アンはすぐに崩したのですが、それでもアン推しの端くれ「まぁ折角だし」程度のノリでデッキを練り上げました

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  1. サーチスペルでマーライを引く
  2. ドーナでコインを取りつつ2点
  3. 踏まれるであろうマーライをエナorトラッシュから回収
  4. ファング轟健ディール+ゆきめキーで6点

TCGはカードで対話するゲームと例えられることがありますが、挨拶で8点入れるデッキが完成してしまいました。挨拶できないやつはカスなので大人しく喰らってください

それでは結果を見てみましょう

第1試合:5ハナレ 先行

  1. グロウ。プレミですね。返しにビカムを使われたら打点が足りなくなることに気づいていない。ショットデッキ使う基本的な知識がない
  2. 2点
  3. 規定通りの6点コース。先行3キル

第2試合:ピルピルキー5タウィル 先行

  1. グロウ。プレミですね。
  2. 2点
  3. ゆきめキーでサーチしたヘンゼルをファングで投げ捨てながらマーライ展開。場出しLBを踏むもマスティマの前にはグレーテルがおり……。先行3キル

第3試合:5サシェ 先行

  1. 当然グロウ
  2. 2点入れるも返しのターンでビカムを使われ、さらにリンゼでマーライを殴られたために回収スペルを使用不能に。しかしお相手はフルムーンを温存
  3. GO TO the TOP!でアリョーヌをサーチし、マーライ回収。4エナ払いながらの轟健ディールとルリグが通り先行3キル

勝戦:紡ぐメル 先行

  1. 前試合で学習し、ドローチャージゴー
  2. 2点
  3. 2面空ける余裕ができたので7点ムーブを掛けたところ、1撃目のLBでカツホクが捲れましたがシュレリスとパレット団はこれをスルー。先行3キル

こんな地獄絵図になるとは思ってなかった

本戦後のフリータイムで責任を問われた主催しゅのさんとエキシビションマッチをすることに

エキシビション:5サシェ 後行

  1. 2点。返しのターンにリンゼでマーライを踏まれる
  2. ゆきめキーでアリョーヌをサーチし、マーライ回収。1面空け+ファング轟健ディールを仕掛けたが、場出しLBによってライフ0で耐えられてしまう。さらに返しのターンはタイマーボムで回収したリンゼで再びマーライを踏まれる
  3. ハ ピ ネ ス ・ フ ロ ー ト 後攻3キル

禊は済んだといったところ。今イベントで唯一マーライ相手に3ターン目を迎えたのは主催の意地でしょうか、素直に称賛です。

おしまい

さてさて、今回はたまたま盾落ちすることがなく、いざそうなってしまったら早い段階で捲れることや追撃をトオンorアークオーラで防ぐことを祈るしかありません。ケアするカードも特にないので諦めましょう。反省点は他にあり、GO TOでプリディを拒否するように打点を細かく刻めるデッキではないので、この枠は意地でもエニグマを拒否するEND OF THE TURNにするべきでした。また、ハピフロや2回目のディールがフィニッシュブローになる展開も十分ありえますが、レベル3のシグニを踏み越えられるシグニがディーシュレリスしかいません。ヴィオラの採用は必須と言えるでしょう。反省を活かし、次回以降のハイランダー戦でも快勝したいところです

 

 

 

開設と解説 アン=ゼンシンワ

開設のご挨拶

ブログでははじめまして。大した実績もないセレクター、らにふです。早速ですが普段私が愛用しているアルハイ天佑軸アン、通称「安全神話」を触ってはみたけれど、今一回し方わからないって人が幾らかいたので重い腰を上げて筆をとろうか、折角ならブログ立ち上げちゃおうか。そんなノリでブログが始まってしまいました

まぁウィクロスの諸々を徒然と書いていこうかな。更新頻度に期待はできないね。因みに私の主戦場はオールスターです。始めた瞬間終わりそう

さて、手始めに解説するデッキは当然「安全神話

なんでこんな名前付けちゃったんだろうね?ちょっと小突かれただけで崩れるからだよ

 

WARNING

素人が書きたいこと全部書いた欲張り記事は1万字超えるらしいです。怖い

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